れきぶんとは
長崎歴史文化博物館は、平成17年(2005)11月3日、長崎諏訪の森に開館しました。
ここにはかつて「長崎奉行所立山役所」があり、江戸時代の絵図面や発掘遺構などの歴史資料や考証に基づいて一部を復元整備し、公開しています。
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展示室は「歴史文化展示ゾーン」「長崎奉行所ゾーン」の二つがあり、歴史文化展示ゾーンでは、「近世長崎の海外交流史」をテーマに、大航海時代から、朝鮮・オランダ・中国との交流、長崎貿易、幕末・明治まで、長崎の歴史と文化を様々な角度から紹介しています。復元された長崎奉行所ゾーンでは、江戸時代の裁判記録「犯科帳」や潜伏キリシタン関連資料などの展示とともに、御白州でのお裁きの様子を寸劇で再現するなど、奉行所の歴史的役割を分かりやすく紹介しています。
当館の愛称『れきぶん《歴文》』は、長崎の海外交流の「歴史」と、独特の「文化」を強調するために、あえて「れきはく[歴博]」ではなく『れきぶん《歴文》』としました。
れきぶんで、長崎ならではの歴史と文化を体感してください。