島原城

「島原城下之図」当館蔵
「島原城下之図」当館蔵
  • 特集展示
イベント名
島原城
概要
特集展示
長崎の歴史や文化に関する多彩なテーマを設け、当館が収蔵する資料を中心に紹介する小企画展です。
開催日
2025年2月19日(水)~4月13日(日)
時間
8:30~18:00 4月から8:30~19:00(最終入館はいずれも30分前)
場所
2階特集展示室(歴史文化展示ゾーン内)
受講料/参加料/料金/観覧料
常設展観覧料でご覧いただけます(大人630円、小中高生310円)※長崎県内の小中学生、長崎れきぶん友の会会員、キャンパスメンバーズは無料
内容
昭和39年(1964)に建設された島原城(長崎県島原市)の復興天守は、いまや島原のシンボルとして広く知られるようになりました。天守の歴史は50年余りとまだ浅いのですが、修補を重ねながら維持されてきた石垣には、積み重ねられた歴史が刻まれています。島原城は今から遡ること400年、この地域を治めることになった松倉重政によって築城されました。大坂夏の陣の後に江戸幕府が、戦乱の世から脱すべく元和の一国一城令を発令した中で、新たに築城されることは全国でも数例しかなかったのですが、その希有な城の一つがこの島原城だったのです。長方形のシンプルな城郭の外観ですが、実に強固な造りであったことは、程なく一揆軍に激しく責められながらも、入口の大手門で攻撃を防ぎきったという歴史が証明しています。本展示では当館の所蔵資料から、近世の島原城のあゆみとともに、城を存続させてきた当時の島原藩という社会について触れていきます。

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